台風

2001年9月9日
またまた台風が近づいてきている。

台風が近づいて暴風雨になると、思い出すことがある。
父が入院した日のことである。

もう6〜7年前のことだが、その日も関西地方は台風が直撃しそうになり、早く帰宅した。
夜になると雨風が本当に強くなった。

その中を救急車がサイレンを鳴らしながらウチにやってきたのだ。
父は十二指腸潰瘍で入院した。

しかし父は運のいい人だった。
潰瘍で十二指腸に穴が空いていたのだが、それを脂肪がうまく塞いでくれていたのだ。
本当なら腹膜炎を起こしていただろうし、切除手術もしないといけない状態だったのに1ヶ月ほどの入院で済んだ。
本当ならこんな事はないらしい

それでも暴風雨の中を救急車がサイレンを鳴らしてやって来た事は、昨日の事のように覚えている。
そして台風が近づくたびに何となく思い出すのである。

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