今日は盛りだくさん

2003年9月19日
早起きをしてお散歩に行く
部屋を出ると、きれいな声で鳥が鳴いていた。

ホテルの前には割と大きな道路があり、それを横切ってワカティブ湖側に行く
斜面を下りると湖畔沿いに道があった。

あまり人はいないが同じようにお散歩している人やジョギングしている人を見かけた。
雨が降っていたが、湖の向こうに虹が出てきれいだった。

ホテルに戻ろうとすると、交通量が増えていてびっくり
信号はもちろんない
結構なスピードで車が走っていて、それを横切るのはちょっと怖かった。

町中に出て朝食を食べてから、クイーンズタウンの町をウロウロする。
雨はすっかりあがっていいお天気になった。
もっと大きな町だと思っていたのに、市街地の範囲は思ったより狭い
ダニーデンでは見かけた信号機もこの町では全く見かけない。

クイーンズタウンは観光がメインの町っぽい。
お土産を売っているところもたくさんあり、想像以上に日本語が氾濫している。
外国ってこんなに日本語だらけだったっけ?

それを口に出して言うと、こんなものだと言われた。

英語が苦手なので、日本語が通じたり表示がたくさんあるのはうれしいけれど
あまりたくさんありすぎると、何となく面白くない

自分でも矛盾しているなって思うのだけれど・・・
でも、そう思ってしまうのだ。

ニュージーランドといえば映画ロード・オブ・ザ・リングのロケがあったことで知られているが、そのロケ地のひとつが近くにあると教えてもらった。

キウイ&バードライフパークへ行く。
ここにはキウイをはじめニュージーランド固有の鳥がたくさん飼われている。

キウイはずっと前に日本国内の動物園で一度見たことがある。
室内の昼夜を逆転させ、暗いところをのそのそと歩いているのをそっと覗いて見たのを覚えている。

ここのキウイも同様に暗い室内で飼育されていた。

キウイは臆病な鳥なので、もっとコソコソとしているのかなと思っていたら、ガラスケースの前で嘴を土の中に突っ込み、虫を探していた。
もっともこちら側から人が覗き込んでいるのなんて、見えないようになっているのかもしれないけれど・・・

トゥアタラというトカゲも飼育されていたけれど、どこかに隠れていてその姿はほとんど見ることができなかった。

キウイの飼われている建物を出て、公園内を歩く
檻の中で飼育されている鳥もいれば放し飼いになっているものもいた。

この後はジェットボードに乗りに行く予定だが、乗るまでの時間を潰していたら、ギリギリになってしまった。

慌てて乗り場へ行ったが間に合わず、20分後の分に乗ることに・・・

川を猛スピードで駆け抜けるので、これに乗る前に全身すっぽりとポンチョをかぶり、ライフジャケットをつける。
帽子をかぶり、ゴーグルまでつけて完全防備している人達がいた。
たぶんスキーにやって来た人達だろう

いよいよ自分たちの乗り込む番が来た。
結構なスピードで川を走っていくという感じ
岩スレスレのところをビュンビュン飛ばしてすり抜けて行く

ボートがくるっと急旋回
しっかり捕まっていないと体が浮いて投げ出されそう
その瞬間、水しぶきがドバッとかかる。

端に座っていた私には思いっきり水しぶきがかかった。
ゴーグルをつけている人、正解やね

ある程度は想像していたけれど、ここまでドバッとくるとは思っていなかった。

ボートは何回も何回もターンや急旋回を繰り返しながら進む
合図してくれるので私にもだんだんタイミングがわかってきた。
体が浮かないように身構える余裕も出てきた。
周囲の景色だって楽しめる。

ボートを降りて歩き出すと、一瞬足がフラッときた。
ちょっとびっくりしたけれど、その一瞬だけで大丈夫だった。

Aさんはダウン
私が平気だったのは、ジェットコースター系の乗り物が大好きだからだろう

ホントに面白かった。
これはジェットコースターが好きな人には楽しい乗り物かもしれない

クイーンズタウンとはこれでお別れ
今晩の宿泊地のオマラマへ向かう。

いざ出発と車に乗り込むと、聞き覚えのある曲がかかっている。
かかっていたのは、何故かサザン
Hさん私物のテープらしい・・・

ニュージーランドでサザンの曲を聴くとは思わなかったぞ
一瞬「ここはどこ?」状態に陥った(笑)

サザンをBGMにして、アロータウンという町に到着
お腹が空いていたので、やっとお昼ご飯にありつけるのが嬉しかった。

「ここのクラムチャウダーが美味しい」と連れていってもらったお店で早速それを注文
ガーリックのパンも付いていて、チャウダーは本当に美味しかった♪
まだ回復していないAさんはカモミールティを飲み、チャウダーを横目でうらやましそうに見ていた。

バンジージャンプをしている所にも寄った
思ったより高さはない
風がきつかったのだけれど、これから飛び込もうとするところに遭遇した。

ワイナリーを訪れた後、オマラマへと到着

今回宿泊予定の町で、一番謎だったのがこのオマラマである。
何せガイドブックを見ても町の名前すら載っていないのだ。

出発前に「オマラマ」でネット検索をしてみた。
クライストチャーチとクイーンズタウンの間でツアーバスの給油地になる町らしい
通過点だったのであまり覚えていない等々あまり参考になるものはなかった。

帰りの飛行機が明後日早朝オークランド発なので、明日の夕方には南島を離れる。
クイーンズタウンからクライストチャーチまでは距離があるので、間の町でどこか1泊して下さいとお願いしたところ、このオマラマでということになった。

宿泊のモーテルの近くに、飛行場があった。
グライダーに乗ることができるらしい

飛行場に行くと、ちょうどグライダーが降りてくるところだった。

飛行機が好きなAさん
そしてHさんは航空機の操縦免許まで持っている人である。

AさんとHさんはグライダーのことで相当盛り上がっていた。

グライダーに乗っていたのはジオグラフィックという雑誌の記者だったらしい。

Hさんが凄いニュースを持ってきた。
スティーブ・フォセットという熱気球で単独での無着陸世界一周を初めて成功させたアメリカ人の冒険家がグライダーで高度世界記録の樹立に挑戦するためオマラマ来ているという

明日朝一番から挑戦するらしい

偶然とはいえ、そんな記録が樹立する瞬間に遭遇するかもしれない
早起きして見に行くぞと盛り上がっている2人と一緒に私も見に行くことに決めた。

Hさんとも明日でお別れ
明日の夜はゆっくり食事している時間はなさそうなので、今夜が最後の晩餐となりそうである。

3人でレストランに行くと、人はほとんどいなかった
そういえば観光客らしい人ってあまり見かけない。
もう一度ラム肉が食べたかったので注文したら、ミントのソースがいっぱいかかっていた。
ちょっと苦手なのでよけて食べる。

オマラマって静かでいい町だと思った。
Hさんがオマラマはこれから発展していく10年後の町だと言っていたけれど、このままでもいいんじゃないかと私は思う。
でも、10年後にこの町がどんな風に変わっているのかは見てみたい気がするのである。

モーテルに戻る途中で車を止めてもらい、星空を見た。
少し雲はかかっていたけれど、街灯ひとつない真っ暗な場所である。
空には無数の星が瞬いていた。

南十字星が見える
都会では絶対見ることのできない星空
こんなに星があるなんて、しっかり自分の目に焼き付けて帰ろうと思った。

かなり長い間星を見ていました。
とても寒かったのに2人とも長い間待ってくれてありがとう

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