グライダー
2003年9月20日フォセット氏の飛行を見るため早起き
私はモソモソと起きたのだが、Aさんはバチッと目が覚めたらしく元気だった。
ぐっすりとは眠ったのだが、昨日少し寒かったのだ。
起きてから気がついたのだけど、窓が少し開いていた。
寝る前に毛布を引っ張り出してかけて眠ったので風邪は引かなかったけれど・・・
窓に隙があって閉まらないものだと思い込んでいたが、一度大きく開けて閉めるとピタッと閉まった。
夕べシャワーを浴びた時も寒かった
浴室が暖まらないので、熱めのお湯をかぶって上がったのだけれど、後から入ったAさんに窓が少し開いていたよと指摘された。
風邪を引かなかったのが不思議かもしれない
旅行中、随分どん臭い面がボロボロと出ていたけれど、最後までマヌケやなぁと思った。
いつくらいに始まるのかわからないのでボーっとしていると、ガラス戸をたたく音がする。
Hさんが裸足のままやってきたのだ(笑)
「あと10分くらいで飛ぶらしいですよ」
その言葉に慌てて出かけることになった。
服こそ着替えていたが、私はボーっとしていたので何も準備ができていない
飛び出したときは素っぴんでした(笑)
普段からあまり化粧はしないので、きっとわからなかっただろうけど・・・
飛行場に着くとAさんとHさんは、あっという間に車から飛び出していった。
私も後から追いかける。
私が近くに行ったときには、既にフォセット氏はグライダーに乗り込んだ後だった。
そして、グライダーは別の飛行機に引かれて飛んでいった。
世界記録達成のニュースを聞くことができるだろうか・・・
ここでは有料でグライダーに乗ることができる。
Hさんが尋ねると、9時半からだと空いているらしい
飛行機好きのAさんとHさんは即決で乗ると決めた。
朝ご飯を買いにスーパーへ行った。
モーテルに戻って朝食
初めてグライダーに乗るAさんは緊張してあまり食べられない。
今日の夕方の便でオークランドへ行くので、荷物の整理もしないといけない。
お土産を詰め込むとスーツケースはパンパンになった。
チェックアウトして飛行場へ
フォセット氏が少し前に地上へ戻ってきたことを聞く
残念ながら世界記録は達成できなかったようだ。
風がきついので飛行機に慣れているHさんが先に乗って様子を見て、大丈夫ならAさんが乗るという事になった。
初めてグライダーに乗るAさんは緊張しているのか口数が少ない
Hさんはこれからグライダーに乗るので、メチャクチャ嬉しそう
私にはHさんの体が既に宙に浮いているように見えた
空を飛んでいる間、現在仕事の真っ最中という事はきっと忘れていたに違いない(笑)
待っている間にフォセット氏がまたやってきた。
さっき出遅れたので見なかったけれど、宇宙服のようなものを着ている。
NASAで作った特注品なのだそうだ。
グライダーにもNASAのマークがついていた。
前の席に女性を乗せ、フォセット氏はまた飛んでいった。
今回は記録挑戦のためではなさそうである。
そうこうしている間にHさんの乗ったグライダーが戻ってきた。
戻ってきたHさんの判断で、Aさんもグライダーに乗れることになった。
きつい風が吹いてはいるが、上空はそんなに揺れないらしい。
何があろうと乗る!!と言っていたAさんも、グライダーに乗り込んだときはさすがに緊張した顔をしていた。
昨日のジェットボードのこともあるので、戻ってきた時にまたフラフラになってないだろうか
そんな心配もしていたのだが、Aさんは飛んでいってしまった。
「お茶でも飲みますか?」といわれてHさんとインスタントコーヒーを飲む
その時、とんでもない事件が起こった。
風が吹いてHさんの飲んでいたカップが派手に引っくり返ったのだ。
運悪くAさんのスーツケースがコーヒーまみれになってしまった。
Aさんはもちろん空の上
慌てて拭いたけれど、Aさん気が付くかなぁ・・・
かなり広範囲にコーヒーが飛び散って、ちょっと凄いことになっていた。
グライダーのキャプテンに20分くらいのフライトといわれていたAさんだったが、40分ほど飛行して戻ってきた。
戻ってきたAさんはジェットボードの時とは違ってとっても元気だった。
知らぬは本人ばかり・・・の事件があったことはもちろん知らない
お昼頃にオマラマを後にする
あとは・・・帰るだけ
夕方6時50分の飛行機に乗らないといけない
クライストチャーチに着くのは結構ギリギリの時間になりそうな雰囲気
帰りに通ったティマルという町で遅い昼食を食べた。
パイの上にチキンとアプリコットのソースがかかっていて美味しかったが、注文してからなかなか出てこなかったので急いで食べた。
空港に着いたのは、飛行機出発の約30分前(^_^;)
国内線なので間に合ったけど
Hさんに持っていた日本食をお餞別代わりにプレゼント
お礼を言って搭乗口へと急いだ。
南島とも今日でお別れ
離陸するとき、私にしては珍しく感傷的になる。
日本に帰るとまたいつもの生活が待っている。
もう少しで夢から覚めて現実の世界に戻るんだなぁと思うと本当に寂しかった。
Aさんとはバラバラの席に座った
私の隣には、客室乗務員の制服を着た東洋人の男性が座っていた。
その人が話しかけてきた。
オークランド在住の日本人の方でした。
私の乗った航空会社の客室乗務員で、仕事を終えてお客さんとして飛行機に乗っているとのこと
元美容師で、ニュージーランドに来てから客室乗務員の仕事に就いたそうだ。
ニュージーランド国内と近距離の国際線乗務をされているらしい
日本人の客室乗務員って、てっきり日本人の多い長距離路線に乗務されているものだとばかり思っていた。
それを伝えると日本人の近距離路線の乗務員は自分だけだと話された。
だけど近い将来、長距離路線乗務に変更になるそうだ。
そうなると日本とニュージーランド間の乗務もする事になるらしい
明日早朝の便で日本に帰るので、今日のうちにオークランドへ移動するのだと伝えると「明日は日本ですか いいなぁ」と言われた。
私としては、まだ帰りたくないんですけど〜(^_^;)
私が大阪出身だというと、阪神の優勝の事が話題になる。
テレビを見たけど凄かったねぇと言われたが、私は旅行中で見られなかったと伝えた。
ニュージーランドは日本と比べて物価が安くていいですよね
何気にそんな話をした。
するとそれは日本に住んでいる人の考え方だといわれてしまった。
確かに日本に住んでいれば、こちらの物価は安い
だけど、こちらで生活をしている人にとっては給料も物価に見合った額になる。
だから生活基準からすると、決して物価が安いわけではないのだ。
よく考えればそうなんよね
あまり何も考えず、物価が安くていいと言ってしまったことを後悔した。
日本の食材は、日本で売っている物の3倍はするという
だからなかなか買えないそうだ。
滞在中、日本のお菓子や食材を何回か見かけたが、自分が買うわけではないので値段までは見ていなかった。
そういえばHさんも日本の味に飢えていると言っていたなぁ
その理由はやっぱり高いからなのかな
今日からニュージーランドの学校が春休みに入ったことやその他いろんなことを教えてもらった。
オークランド市街の光が見えてきた。
高い塔が見える。
南半球では最も背が高いスカイタワーだと教えてくれた。
今晩は空港近くのホテルに宿泊
送迎がついているので迎えに来てもらう。
チェックインして落ち着いた時にはもう9時を回っていた。
今日は夕食を食べている時間はない
予め予想していたので、ダニーデンで買ったシリアルの残りとりんごを囓って済ませることにした。
明日の帰国便の時間は朝8時35分
5時20分に起きる予定である
私はモソモソと起きたのだが、Aさんはバチッと目が覚めたらしく元気だった。
ぐっすりとは眠ったのだが、昨日少し寒かったのだ。
起きてから気がついたのだけど、窓が少し開いていた。
寝る前に毛布を引っ張り出してかけて眠ったので風邪は引かなかったけれど・・・
窓に隙があって閉まらないものだと思い込んでいたが、一度大きく開けて閉めるとピタッと閉まった。
夕べシャワーを浴びた時も寒かった
浴室が暖まらないので、熱めのお湯をかぶって上がったのだけれど、後から入ったAさんに窓が少し開いていたよと指摘された。
風邪を引かなかったのが不思議かもしれない
旅行中、随分どん臭い面がボロボロと出ていたけれど、最後までマヌケやなぁと思った。
いつくらいに始まるのかわからないのでボーっとしていると、ガラス戸をたたく音がする。
Hさんが裸足のままやってきたのだ(笑)
「あと10分くらいで飛ぶらしいですよ」
その言葉に慌てて出かけることになった。
服こそ着替えていたが、私はボーっとしていたので何も準備ができていない
飛び出したときは素っぴんでした(笑)
普段からあまり化粧はしないので、きっとわからなかっただろうけど・・・
飛行場に着くとAさんとHさんは、あっという間に車から飛び出していった。
私も後から追いかける。
私が近くに行ったときには、既にフォセット氏はグライダーに乗り込んだ後だった。
そして、グライダーは別の飛行機に引かれて飛んでいった。
世界記録達成のニュースを聞くことができるだろうか・・・
ここでは有料でグライダーに乗ることができる。
Hさんが尋ねると、9時半からだと空いているらしい
飛行機好きのAさんとHさんは即決で乗ると決めた。
朝ご飯を買いにスーパーへ行った。
モーテルに戻って朝食
初めてグライダーに乗るAさんは緊張してあまり食べられない。
今日の夕方の便でオークランドへ行くので、荷物の整理もしないといけない。
お土産を詰め込むとスーツケースはパンパンになった。
チェックアウトして飛行場へ
フォセット氏が少し前に地上へ戻ってきたことを聞く
残念ながら世界記録は達成できなかったようだ。
風がきついので飛行機に慣れているHさんが先に乗って様子を見て、大丈夫ならAさんが乗るという事になった。
初めてグライダーに乗るAさんは緊張しているのか口数が少ない
Hさんはこれからグライダーに乗るので、メチャクチャ嬉しそう
私にはHさんの体が既に宙に浮いているように見えた
空を飛んでいる間、現在仕事の真っ最中という事はきっと忘れていたに違いない(笑)
待っている間にフォセット氏がまたやってきた。
さっき出遅れたので見なかったけれど、宇宙服のようなものを着ている。
NASAで作った特注品なのだそうだ。
グライダーにもNASAのマークがついていた。
前の席に女性を乗せ、フォセット氏はまた飛んでいった。
今回は記録挑戦のためではなさそうである。
そうこうしている間にHさんの乗ったグライダーが戻ってきた。
戻ってきたHさんの判断で、Aさんもグライダーに乗れることになった。
きつい風が吹いてはいるが、上空はそんなに揺れないらしい。
何があろうと乗る!!と言っていたAさんも、グライダーに乗り込んだときはさすがに緊張した顔をしていた。
昨日のジェットボードのこともあるので、戻ってきた時にまたフラフラになってないだろうか
そんな心配もしていたのだが、Aさんは飛んでいってしまった。
「お茶でも飲みますか?」といわれてHさんとインスタントコーヒーを飲む
その時、とんでもない事件が起こった。
風が吹いてHさんの飲んでいたカップが派手に引っくり返ったのだ。
運悪くAさんのスーツケースがコーヒーまみれになってしまった。
Aさんはもちろん空の上
慌てて拭いたけれど、Aさん気が付くかなぁ・・・
かなり広範囲にコーヒーが飛び散って、ちょっと凄いことになっていた。
グライダーのキャプテンに20分くらいのフライトといわれていたAさんだったが、40分ほど飛行して戻ってきた。
戻ってきたAさんはジェットボードの時とは違ってとっても元気だった。
知らぬは本人ばかり・・・の事件があったことはもちろん知らない
お昼頃にオマラマを後にする
あとは・・・帰るだけ
夕方6時50分の飛行機に乗らないといけない
クライストチャーチに着くのは結構ギリギリの時間になりそうな雰囲気
帰りに通ったティマルという町で遅い昼食を食べた。
パイの上にチキンとアプリコットのソースがかかっていて美味しかったが、注文してからなかなか出てこなかったので急いで食べた。
空港に着いたのは、飛行機出発の約30分前(^_^;)
国内線なので間に合ったけど
Hさんに持っていた日本食をお餞別代わりにプレゼント
お礼を言って搭乗口へと急いだ。
南島とも今日でお別れ
離陸するとき、私にしては珍しく感傷的になる。
日本に帰るとまたいつもの生活が待っている。
もう少しで夢から覚めて現実の世界に戻るんだなぁと思うと本当に寂しかった。
Aさんとはバラバラの席に座った
私の隣には、客室乗務員の制服を着た東洋人の男性が座っていた。
その人が話しかけてきた。
オークランド在住の日本人の方でした。
私の乗った航空会社の客室乗務員で、仕事を終えてお客さんとして飛行機に乗っているとのこと
元美容師で、ニュージーランドに来てから客室乗務員の仕事に就いたそうだ。
ニュージーランド国内と近距離の国際線乗務をされているらしい
日本人の客室乗務員って、てっきり日本人の多い長距離路線に乗務されているものだとばかり思っていた。
それを伝えると日本人の近距離路線の乗務員は自分だけだと話された。
だけど近い将来、長距離路線乗務に変更になるそうだ。
そうなると日本とニュージーランド間の乗務もする事になるらしい
明日早朝の便で日本に帰るので、今日のうちにオークランドへ移動するのだと伝えると「明日は日本ですか いいなぁ」と言われた。
私としては、まだ帰りたくないんですけど〜(^_^;)
私が大阪出身だというと、阪神の優勝の事が話題になる。
テレビを見たけど凄かったねぇと言われたが、私は旅行中で見られなかったと伝えた。
ニュージーランドは日本と比べて物価が安くていいですよね
何気にそんな話をした。
するとそれは日本に住んでいる人の考え方だといわれてしまった。
確かに日本に住んでいれば、こちらの物価は安い
だけど、こちらで生活をしている人にとっては給料も物価に見合った額になる。
だから生活基準からすると、決して物価が安いわけではないのだ。
よく考えればそうなんよね
あまり何も考えず、物価が安くていいと言ってしまったことを後悔した。
日本の食材は、日本で売っている物の3倍はするという
だからなかなか買えないそうだ。
滞在中、日本のお菓子や食材を何回か見かけたが、自分が買うわけではないので値段までは見ていなかった。
そういえばHさんも日本の味に飢えていると言っていたなぁ
その理由はやっぱり高いからなのかな
今日からニュージーランドの学校が春休みに入ったことやその他いろんなことを教えてもらった。
オークランド市街の光が見えてきた。
高い塔が見える。
南半球では最も背が高いスカイタワーだと教えてくれた。
今晩は空港近くのホテルに宿泊
送迎がついているので迎えに来てもらう。
チェックインして落ち着いた時にはもう9時を回っていた。
今日は夕食を食べている時間はない
予め予想していたので、ダニーデンで買ったシリアルの残りとりんごを囓って済ませることにした。
明日の帰国便の時間は朝8時35分
5時20分に起きる予定である
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